企業経営者・シニア世代におすすめ|中小企業診断士試験

中小企業診断士への道
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合否に関係なくと言うと、格好つけ過ぎですね。
やはり、合格して、中小企業診断士として活動をしたいのですが、
初めて受験をしてみて(勉強をしてもて)、良かったなーと思う点です。

富士山に延々と続く登山者は、
登山と資格取得って似ている気がします。


さて、あくまでも1次試験を受験をしてみての感想です。
2次はまた違う感覚だと思います。

この資格試験は、企業経営者、シニア世代の方におすすめの資格だと思います。

会社経営に必要な広範囲の知識と視点を得られる(会社経営)

この1次試験の特徴は、7科目あり、範囲が広いということがあります。

学校で習ったこと、仕事で実務で経験したことは、
得意科目となり得ますが、
7科目もあると不得手や全く未知の科目も
出てくることがあります。

個人的には、
経済学・経済政策の経済学(ミクロ経済学・マクロ経済学)は
全く未知との遭遇でした。
需要と供給の関係は分かりますが、限界なんちゃらって何?
原点に凸とか何?って感じでした。

得意科目と言っても、全てに携わっている訳ではないため
知らないことも多々あります。
財務・会計も、
基本的には仕訳から月次の帳票作成までは会計ソフトもあるため
処理できますが、決算整理等は税理士さん任せ、
数値も、売上、利益、キャッシュフローを意識する位だったでしょうか。
CF計算書、経営分析、損益分岐点分析、意思決定会計、企業価値・・・

今までの提案書に、この角度からも提案できれば良かったと
思うようなことも多く出てきました。

ココロの声
ココロの声

あっ!コレあの提案で使えそうだ!



経営情報システムは、
実務経験が長いのですが、もう四半世紀以上前のこと
如何に刃が錆付いていたか。刃を研いでいなかったか。


会社を創業する前に知っておいた方が良かったことも多々あります。

例えば、資本金
最低資本金は1円でも可能となっていますが、
果たして幾らが適正なんでしょうか?
資本金によって何がどう変わるのでしょうか?

勉強していくと、色々資本金によって変わってきますね。
細かい点では、商工会議所の会費等も変わってきます。

各種支援もそうですね。

また、価格決めという、非常に重要で難しいことも
何をどうして行っていくべきか

1次試験の勉強をしていくにつれ、色々知ることができます。
それを適切に説明できる状態に持って行かなくてはなりませんが。

また、会社の実務を少人数で進めていくと
どうしても近視眼的になってしまいます。

創業前は、ある程度事業計画等を作成しますが、
その通りになることはなかなかありません。
そうした時、どうなるか。

部分最適にもなっていくかもしれません。
目先のことを解決することが、他に影響が出ることもありますね。

反省ばかりです💦

生涯学習 現役生活を長く(シニア世代)

長寿命化や超高齢社会となり、定年制度や年金制度も見直しが進んでいます。

55歳定年の時代もありましたね!
織田信長の時代には人生50年でした。
でも、今は人生100年時代です。

健康寿命というものがありますが、
これは、自立した生活を送れる期間のことを言います。
残念ながら、現在男女共に70歳代です。

健康のためにと言うつもりはありません。
でも、働くということは日々過ごす上でも大切なことではないでしょうか。

今までの経験を、他の方のために役立てることができる
こんなステキなことが可能ではないでしょうか。

ただ、自分の過ごしてきた時代とは違うことも事実
自分の経験や成功体験を押し付けるのは老害とも言えます。

新しい情報常に取り入れ、
今の環境にあった提案ができれば良いですね。

そのために手段として、中小企業診断士という資格があると考えます。
勿論簡単ではありませんが、チャレンジしてみませんか。

自らに適した試験対策・勉強方法を探り、知ることができる

勿論、何も工夫せずに立ち向かえば得られるものではありません。
また、とにかく広範囲、勉強時間も限られることでしょう。
結果も同様だと思います。

1回本を読んで完全に理解できれば誰しも苦労はしません。
独学や通信教育は元より講座受講の方も同様だと思います。

忘却曲線というものがありますが、
自分は何故こんなに早く忘れてしまうのか?
シニア受験生だからなのか?

ココロの声
ココロの声

やはりシニア世代は、難しいか?

過去問完全マスターを活用していましたが、
1冊1冊とにかく分厚いです。
一通りやり終えて、暫くしてからもう1回やってみると
「えっ!?これ問題変わった?」
と普通に考えれば、あり得ませんが、
全く初見のような感じがすることが多々ありました。

1科目でも、これです。
それを7科目やらなくてはなりません。

どういう勉強の仕方が自分にあっているのか、
仕事等をしながら、どう勉強時間を確保するのか。


今回、目がテンになりました。
年齢を重ねに重ね、色々な試験を受験してきました。
でも、今までなんて無駄なことをしてきたのだろうかと

まず、過去問重視は資格試験では重要だと思います。
どのような出題傾向があるのかを知ること
そして、殆ど毎回その傾向に沿った出題がされてくること
繰り返すことで知識の定着化が図れること

そして、テキストや問題集を最初から完璧に覚えようとしないこと
何故なら、忘却曲線が働くからです。
まずは傾向をしり出題の文書と解答の仕方に慣れること
そして、繰り返すうちに定着させるというものです。

と言うことは、まとまった時間が取れなくても大丈夫!
コマ切れの時間でも、とにかく繰り返す
(時間を積算している方はなかなか計測が大変かもしれませんが)

あとは、YouTubeが役に立ちます。
色々と色々な方がアップされていますが、
私が特に参考にさせてもらったのは以下の3チャネルです。
ほらっちチャンネル
ダンシ君のサブノート
まとめシート流!絶対合格チャンネル

1年でストレート合格するためには、7科目全てをやる必要があります。
科目合格という制度を活用し、何年かに分けるという方法もあります。


中小企業診断士の資格試験には、
1次試験と2次試験があります。

1次試験の科目の中には、
2次試験にも大切な科目(主要科目)と、
2次試験にはあまり関係しない科目があります。

主要3科目は、
企業経営理論(2次試験全4科目)
財務・会計(2次試験Ⅳ)
運営(2次試験Ⅱ、Ⅲ)

経営情報システムは、関連あり
中小企業経営・中小企業政策はやや関連あり

関連なし科目は、
経済学・経済政策
経営法務

暗記しなければならない科目と理解しなければならない科目もあります。
主要3科目と経済学・経済政策は理解が必要な科目
あとの3科目は暗記3兄弟と言われる暗記科目です。

どのように立ち向かうか
頂は、資格取得ですが、
そのルート(戦略)は人それぞれです。


私は、2次試験関連なし科目を勉強時間を短くしました。
経済学・経済政策は、全く初めての分野(☜猛省)
経営法務は、実務で何かしら携わっていた分野


当然、費用面も重要ですね。
講座を受講すれば高い
独学なら安い
中間の通信講座
一長一短ありますから、どれにするべきか悩むところです。


通信教育では、無料講座を試しに視聴できるものがあります。
試してみない手はないと思います。
自分に合うのかどうかは、講師の話声や話し方も影響してきます。

モチベーションを維持(やる気スイッチを押す)する方法を知る

モチベーションを上げたい、維持したい
やる気を出したい(スイッチがあればなぁー)
と言う方は多いと思います。

こんな方法があるよと言う方、是非教えて下さい。

マズローの5段階欲求説の中の
どの段階であってもなかなか難しい
のではないでしょうか。

例えば、報酬のため(著しく高額なら別ですが)
受験動機にはなりますが、モチベーション維持にはなりにくい。

高い講座に申込み、やらざるを得ない状況にする
周りの人に公言し、退路を断つ
などもありますが、
これも忘却曲線が発動します。

スポーツでは、
コーチ(指導者)がいて
辞めない限り無理にでも前に進めてくれます。
勉強も、
同じ意欲を持った人が集まる進学塾等も進めてくれますが、
どこで優劣がつくのでしょうか。

ココロの声
ココロの声

誰か、モチベーションを上げてくれないかなー


才能や今までの経験もあるとは思いますが、
やはり、自分が個でどれだけ目標に向かって
正しい努力したかではないでしょうか。


SNS特にTwitterを見てみると
意識の高い人が集まっている気がします。
その人たちのツイートを見てモチベーションを
高めるという方法もあると思います。
でも、逆に劣等感というか自分は…と思うことも


私個人的には、
やる気スイッチはどこにもない!
やる気は、やり出したら出る!

コレです。


例えば、朝決めた時間に起きる
起きたら、テキストを持って勉強場所に移動する。
これを習慣づけすることです。

「小さな習慣」というものが納得し、実践しやすいと思います。
腕立て伏せを毎日20回と決めて意気込んでみても
3日坊主で終わってしまう。
では、1回だけやろうとして始めると5回位はやってしまうというもの

座ってやり出せば、徐々にやる気も出てきます。

パソコンやスマホが近くにあると要注意ですね。
中断したくなる理由はたくさんあります。

もう一つは、
筋トレです。

筋トレもやり過ぎると眠くなりますが、
学習への誘引には役立ちました。

規則正しい生活になる・健康に留意する

勉強時間を確保するために、
朝、昼、夜で考えると、
睡眠時間(就寝時間、起床時間)は大事になります。
今はコロナ禍ではありますが、外食も控えとなってきます。
自ずと規則正しい生活になってきます。

飲酒回数、量も激減しました。
元々、休肝日は年に数日程度でしたが、
勉強には影響します。

飲みたいなーと思う時は無理せず飲むのですが、
それでも就寝前に勉強するという習慣が定着すると
控えめになります。
飲むと眠くなる体質です。


中小企業診断士の資格を取得し独立を考えると
個人の名前や顔は前面に押し出すことになります。

とすると、見た目は気になりますね。
身だしなみを整えるのは後でもできますが、
全体も見た目は、短期間でどうなるものでもありません。

こんな本も出ています。
その人の生活や今までの積み重ねが容姿に現れるとも言われます。
やはり、見た目は気になります。

やる気を出すために、筋トレも開始しました。
定期的に継続してやることで良い方向にも進みます。

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