この資格を取得しようと考えだすと
まずやることは、
検索エンジン等を使った情報収集ではないでしょうか。
また、この資格保有者を探すという場合もありますね。
・どのような人が資格を保有しているのか
・どういう仕事をしているのか
・仕事の依頼先を探す
などがあると思います。
今回は、『中小企業診断士』というキーワードで
どのような検索がされているのか
どのタイミングで検索が増加するのか(トレンド上昇)
を見てみたいと思います。
中小企業診断士とは?
まずはじめに、
中小企業診断士とはどういう存在か見てみます。
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。
一般社団法人 中小企業診断協会 HP より
(中略)
中小企業基本法では、中小企業者が経営資源を確保するための業務に従事する者(公的支援事業に限らず、民間で活躍する経営コンサルタント)として位置づけられています。
中小企業診断士の独占業務
独占業務とは、
資格を持っている人だけが
仕事を独占的に行うことができる業務のことです。
逆に考えると
資格がない人は、禁じられている業務となります。
士業には、以下のようなものがあります。
弁護士:法律のスペシャリスト
司法書士:主として不動産登記・商業法人登記、裁判書類の作成に関するスペシャリスト
公認会計士:監査・会計のスペシャリスト
税理士:税務のスペシャリスト
行政書士:法律の書類に関するスペシャリスト
弁理士:知的財産に関するスペシャリスト
社会保険労務士:人材に関するスペシャリスト
不動産鑑定士:不動産の鑑定評価に関するスペシャリスト
土地家屋調査士:不動産の表示、土地境界に関する登記に関するスペシャリスト
などがあると思います。
細かく見ていくと、交わる部分もありますが、
凡その区分けはできています。
では、
中小企業診断士の独占業務は?
中小企業診断士の独占業務はありません。
中小企業診断士の資格がなくとも経営コンサルティングとして名乗り、
業務を行うことができます。
しかし、資格を取得することで、
中小企業経営に対する一定に知識を有している人というお墨付きが与えられます。
人にアドバイスを行うものですから、その信頼性は大切ですね。
独占業務が無いことで、経営全般を俯瞰して見ることができる。
独占業務があることで近視眼的になってしまうかも。
部分最適より全体最適化が大事ですね。
中小企業診断士のサジェストキーワード
サジェストとは、
検索エンジンで検索をしようとしたときに
検索窓で入力をしていると
一緒に検索されやすいキーワードが
自動的に「提案(表示)」されてくると思います。
この予測変換機能をサジェストと言います。
『中小企業診断士』と入力して出てくるものは、
多くは資格取得に関するものです。
難易度
勉強時間
試験
合格率
科目
中小企業診断士に相談しよう!
と考えて検索している人は少ないのが分かります。
独占業務が無いことが、士業名称から検索しない要因かもしれません。
また、知名度も他の士業に比べて低く感じているのは私だけでしょうか?
知名度が低いんだよなー
中小企業診断士 トレンド上昇タイミング
Google トレンドを使って過去1年間を見てみます。
直近1年間では、2021年8月22日~28日が
飛びぬけて多いのが分かります。
2021年度の中小企業診断士第1次試験日は
8月21日(土)22日(日)でした。
ということは、
試験結果を気にして、
解答速報等の情報収集をした方が
多かったのではないかと予想されます。
一方、その他の期間は、
1年を通じて安定しているのが分かります。
試験科目が多く、試験範囲が広範囲な資格ですので、
常に興味を持って検索されているのが分かります。
上でも書きましたが、
仕事依頼で『中小企業診断士』を使った検索が
増加していくと良いですね。
「経営コンサルタント」が少し胡散臭いと感じる人も
少なくないのでは思います。
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