エアコンのお手入れに適した時期は?洗浄スプレーで自分で簡単にできるか?

エアコンクリーニング省エネ・節電・暑さ対策
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4月も下旬に入り、最高気温も上昇、
夏日(最高気温25℃以上)だけでなく、
真夏日(最高気温30℃以上)となる日も出てきました。

個人的には、最低気温に注目しています。
最低気温が低い場合、1日の気温差は大きくなりますが、
まだ暑さとしては然程感じないと思います。

最低気温15℃を超えてくるとカビ注意
最低気温25℃を超えてくると暑さ対策が必要になってきます。

室内の暑さ対策としては、やはりエアコンが一番手に上がってくると思います。

まだ、冷房ガンガンには早いのですが、大きい施設等ではエアコンも冷房稼働しています。

さぁ使おうというタイミングで動かない、臭い、水が漏れてきたという場合困りますね。
そのため、この4月5月で試運転することが推奨されています。

では、エアコンのお手入れはいつが最適でしょうか?
もし、エアコンのお手入れをしないとどうなるのでしょうか?

エアコンのお手入れをしないと

まずはフィルターの汚れです。
エアコンは、このフィルターがある部分で室内の空気を吸い込み、吹き出し口から冷房であれば冷えた空気を噴出しています。

この吸い込んだ空気をフィルターの奥にある熱交換器で熱交換を行うのですが、ここで温度認識するものがあります。写真のようにフィルターがこのような感じでは、室内が冷えてもそれを正常に認識せずエアコンが動きっぱなしになり結果電気料金が高くなる。または、冷えないという状況になってしまいます。

ホコリの多い部屋、室内でペットを飼っている場合などは、フィルターの目詰まりは早くなります。

エアコンフィルター掃除をこまめにする場合としない場合では、約10%近く電気代が変わってくるというデータもあります。

フィルターを自動で掃除する機能(所謂お掃除機能付き)エアコンの場合は、フィルター掃除は不要でしょうか?基本的にしっかり機能すれば不要と考えたいのですが、なかなか💦
お掃除機能付きの場合、フィルターの取り外しも少し手間がかかるものもあります。
詳しくは、取扱説明書をしっかり見て実施下さい。

基本的には、フィルター掃除以外はお手入れするものはないのですが、エアコン内部はカビやすくなっています。また、フィルターの隙間から入り込んだホコリが溜まってしまい、異臭や水漏れが発生する可能性があります。

冷房の場合、前述の通り、熱交換器で温かい空気を冷たい空気に熱交換します。
するとどうしても結露が発生、その結露水がドレンホースというもので屋外に排出します。室外機近くのホースから水が出てくるアレです。

少し涼しくなってきたので、それまで動かしていたエアコンを停止するとどうなるか?
結露した状態からそのまま完全に乾燥してくれれば良いのですが、洗濯物の生乾きの状態を想像してください。あの状態が作られ、次に動くまでそのままだとすると…

エアコンのお手入れに適した時期は?

エアコンには、冷房期・暖房期、そして使用頻度が下がる中間期があります。
冷房期・暖房期中は、フィルターは2週間に一度程度の頻度が推奨されています。

冷房期が終わり、暫く使わない時は、室内機内部を乾燥させておくことが非常に大事になります。あまり、説明等受けないかもしれませんが、取扱説明書にもしっかり記載されています。カビ予防です。
何月とは地域によって、またいつまで動かすかによって変わってきますが、10月~11月頃でしょうか。

次は、エアコン関連の繁忙期となる6月~9月の前で、冷房稼働を始める3月~5月です。
試運転もこの時期に行ってください。
暫く使っていなかったことで、窓を開放して動かしホコリ対策、しっかり冷えるか、匂い、音、水漏れ等のチェックをします。

汚れが激しい場合は、クリーニング事業者さんに依頼するのも一手です。
エアコンを暫く使わない時期だと、万一不具合があった場合、その発見が遅くなり保証してもらえなくなってしまうかもしれません。特に養生してクリーニングの場合電気系統は要注意
異常を発見した場合、修理や買い替えもこの時期ならまだ選択肢も沢山あり、工事も余裕持ってやってもらえます。

またまた取扱説明書ですが、
試運転のしかたは、エアコンメーカーによって異なります。
晴れて風のない日がおススメです。
換気もエアコンにとっては、カビの元を取り込むことになってしまう可能性も!

市販の洗浄スプレーは効果があるか?

まず、この洗浄スプレーは、熱交換器を洗浄するものとなります。
フィルターやその他のものはクリーニングされません。

結論からすると効果については、
効果があるケースと効果がないケースがある。
(なんじゃそりゃですが)

エアコンを点けっぱなしが良いか、こまめにオンオフする方が良いかと同じですが、使用環境によるです。

例えば、
購入からあまり年数が経過しておらず、こまめにフィルター掃除を行って、あまり汚れが無いものであれば、洗浄スプレー缶による洗浄もありだと思います。

ところが、
殆どお手入れをしていない場合は、
・逆にホコリを奥に押し込む
・ホコリをまとめてしまい、結露水の流れをせき止めてしまう
・空気を吹き出すためのファン内部の汚れは取れず、却って匂いが増す
・洗浄液が残り、カビ発生の元になりカビが増加する
などが起こり得ます。

お掃除機能付きは万能ではない

お掃除機能付きとなると、お手入れ不要という感じも受けますが、そんなことはありません。
寧ろお掃除機能付きの方が、室内機内部の汚れが激しいというケースが見受けられます。

クリーニングを依頼する場合も、手間も故障リスクも高まり、費用も高くなります。
本来の冷暖房能力以外で電気も使います。

有名メーカーのお掃除機能がついていないエアコンは、長持ちし、冷暖房能力も維持され、お掃除機能が付いていない分安価です。家電量販店等ではおススメされないと思いますが

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