今年(令和8年)の中小企業診断士試験第1次試験が終わり1週間経ちました。
もう、すっかり忘却曲線に則り忘れかけてしまっている感がありますが、忘れ切る前に、自分自身の備忘録として、またこれから同試験を受験される方の参考になればと書かせてもらいます。
「短期間で!」や「ストレートで!」という内容の記事は参考になるとは思いますが、経歴や現在の職業によっても変わってくると思います。
多年度生のまた年代的に高齢に属するおっちゃんですが、もしかしたらピン!とくることがあるかもしれません、そうなると嬉しいです。
私の受験歴
まず、私の受験経歴ですが、以下の通りです。
令和3年(2021年)初受験 結果:4科目科目合格(財務会計・運営・法務・中小)
令和4年(2022年)第1次試験 結果:3科目科目合格(経済・企業経営・経営情報)
第2次試験 結果:50、58、61、54 合計223
令和5年(2023年)第2次試験 結果:43、54、76、64 合計237
令和6年(2024年)第1次試験 結果:2科目科目合格(経済・運営)
令和7年(2025年)第1次試験 結果:3科目科目合格(企業経営・法務・中小)
令和8年(2026年)第1次試験 自己採点では、2科目科目合格(財務会計、経営情報)
初めて受験した令和3年は、勉強を開始したのは2月からでした、初めて見聞きする「経済学」にビビったのを覚えています。
私の業務経験から「財務会計」「運営」「法務」「経営情報」は、得意分野であろうと思っていましたが、結果を見る限り、「運営」以外は狭い範囲での知識だったのが分かります。
翌年は、科目合格の権利を行使し、残り3科目のみ受験
第2次試験を初めて受験したのは、令和4年でしたが、はっきり言って何を勉強すれば良いか分からず迷走すること1カ月超でした。そうした中、もうちょっとだったなという点数だったので油断したのが翌年の2度目の第2次試験受験でした。
合計点としては上がり、残りあと4点という形ではありますが、事例Ⅰは大惨敗、事例Ⅱも勘違いして前年を下回っています。要するに確立した解答にはなっていなかったという事実です。
(誤った)同じ勉強方法で量を重ねても結果は然程変わらないのかなと感じました。
そして、また第1次試験からとなった令和6年
ハッキリ言って、一度全科目科目合格していますので、楽勝と思っていました。
でも、本番のあの雰囲気、そして2日で7科目という長丁場、もう二度と御免です。
その結果、本来は全科目受験が一番リスクが少なく合格しやすいとは思いますが、毎年科目合格は行使し残りの科目のみ受験することを選択しました。
全科目受験すべきか、科目合格を行使すべきか選択
これは、全科目平均60点ということであれば、迷うことなく科目合格を行使して良いと思います。(第1次試験合格をまず目指すのであれば)
ただ、科目毎に難易度が変わってくるのがこの試験
まぁ、記述式でなくマークシートで平均を同じにするっていうことは無理難題だとは思いますが
仮に1科目だけ残して、その1科目だけ受験した年に難化したら💦
40点未満の科目がなく、全科目平均が60点という合否判定からすると、得意科目や易化した科目で得点を伸ばし、苦手科目や難化した科目をカバーすることがリスク分散からして迷うことはないかと思います。
ただ、2次試験に関係が薄い科目を再受験すること、少なくても60点よりマイナスにする訳にはいきませんから、ある程度の勉強時間は割かないとなりません。
暗記3兄弟の受験はなかなか厳しいです。
で、私ですが、業務の関係上、夏場が繁忙期に当たります。
ここでの追い込みがかなり厳しい。
通年勉強しておけ!という声も聞こえてきそうですが…
その結果、毎回科目合格の権利は行使し、残りの科目のみ受験としました。
今年令和8年は、「経営情報システム」は大幅に難易度が変わることは少ないものの、「財務会計」の近年の難化傾向から、得意科目で2次にも必要な「運営」を受験も考えましたが、あの90分の疲労度で2日目に影響するのを考え、2科目集中に決定しました。
正式な結果発表とはなっていませんが、現状はゲームに勝った感があります。
因みに、前述の通り、私の業務経験から経営情報システムと財務会計は、得意科目という認識で勉強を開始しました。また、過去問では60点以上のそこそこの点数を取れ、特に財務会計は高得点狙い行けるんじゃない?と勘違いする点数はどの年度も取れていました。
令和8年第1次試験 財務会計
今までに使用したテキスト・問題集
初年度に購入したのは、
①過去問完全マスター 同友館
過去問が論点別(テーマ別)に整理されているという特徴があります。
基本的に財務会計を受験した年は、これを何回か回していきました。
2021年版を購入し、毎年出る改訂版は購入していません。
自分の得手不得手のものが分かります。
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中小企業診断士1次試験 過去問完全マスター 2 財務・会計(2026年版) [ 過去問完全マスター製作委員会 ]
②一発合格まとめシート 前編 KNS出版
知識の整理及び受験前の最終確認用として使用しました。
2021年版を購入、2次敗退後の2024年版2025年版と改訂版を購入しました。
ただす、PDFダウンロードしたものを活用し、本自体は殆ど未使用状態で譲りました。
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中小企業診断士1次試験一発合格まとめシート 前編(2026) 一目でわかる!覚えてしまう! 企業経営理論、財務・会計、運営管理 [ エイチス ]
2024年の受験時までは、この2冊が基本でした。
自信満々だった2024年が科目合格を逃したことで、浮気しました。
③最速合格のためのスピード問題集 財務・会計 TAC出版
最新の試験傾向を意識した学習ができるという謳い文句に誘われ使用
過去問、このスピード問題集はかなり解ける状態で本番を迎えましたが…
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中小企業診断士 2026年度版 最速合格のためのスピード問題集 2財務・会計 [ TAC中小企業診断士講座 ]
④まとめシート チェックテスト
基本的な問題が出題されており、100点満点を目指すことで自信がつきます。
全体網羅したものです。
そして、今年令和8年(2026年)
まとめシートチェックテストで自信を深め、過去5年間の過去問をダウンロードして、年度別に時間を測定しながら複数回回しました。
知識の確認は、まとめシートのPDF版をプリントアウトして使用
余白に追記していきました。
過去問は80点以上を最低目標として実施
何回もやることで覚えてしまうということもありますので、ここはクリアできないと凹みます。
ただ、ここでも不安だったのですが、テキストは追加購入せず
易化予想されていますが、このままではまた前年同様となってしまう可能性もあり悩みました。
すると、ある日気になるメールが、通信講座のクレアールさんから届きました。
「財務・会計1次基本講座」お試し受講キャンペーン
7月末まで受講可能ということ
一つ二つ程度の動画視聴が可能かな?と思って登録してみると!!!
なんと、
入門講座は24単元 1単元15分~50分程度
1次基本講座は28単元 各単元ごとに過去問解説付き
思いっ切って全て視聴してみました。
視聴開始が遅れたため、試験2週間前からの1週間は基本コレ中心にしました。
簿記の3級の基本からスタートです。
最近の傾向からここはしっかり再確認しておきたい箇所です。
ただし、動画は最速2倍を基本に、気になるところは1.25倍速で視聴
学習時間もあまりとれないため、過去問は不得手箇所以外はスキップ
でも、曖昧だった知識の整理にものすごく役立ちました。
今年はこれが大きかったかなと言う気がしています。
2025年と2026年の比較
①高得点狙いの2025年、60点科目合格狙いの2026年
前年の反省を活かし、「今年は60点で良いんだ!」と言い聞かせ臨みました。
前年は、実はこの科目で最低80点以上を取ることを目指しました。
心の中では、1~2問は捨て問があるかもしれないがそれ以外は!
結果、最初の1~2問目で計算が合わずアタフタ💦
でも、ここはしっかり正解させておきたいと時間を取ってしまい、後の問題を見ると計算問題が多数、もう試験時間の30分前後から慌てだしました。
そうなると普段何気なく解けている問題も計算ミスしてまた計算となり悪循環
もうヤバいヤバいです。
今年は、25問中10問間違っても良いんだ!
難しい面倒くさい問題でも簡単な問題でも、どれでも1問4点なんだ!
自らプレッシャーに負けた前年と大違いです。
最初10問位はもうかなり余裕を持って解答していくことができました。
それでも難しくはないけど、計算問題は慌ててしまうので、後回しとしました。
②会計分野は深堀、財務分野は基本的知識の整理
再確認ですが、
会計は「過去のお金の動きを記録・集計して報告すること」
財務は「未来のために資金を調達し運用すること」
どちらかと言うと、会計が得意で財務が苦手意識がありました。
簿記は2級の勉強もしたことがあり、細かな仕訳や決算処理以外は比較的実務経験もあり得意としていました。財務は2次でも重要な個所は多いのですが、漠然と問題を解いて終わっていた気がします。
まとめシートなどでも、財務については何故この式になっているのか理解せず、丸暗記に近いものも幾つかありましたが、今年は式の説明ができるようにはなっていたと思います。
ただ、計算スピードは変えられなかった。
そこで、分かる問題でも時間が掛かりそうな問題は後回しにすることとしました。
今年は、ここが出そうだなという予想もかなり合っていた気がします。
ただし、そう来たかー!という内容も多く思わず笑ってしまいましたが
③敢えて残り2科目を受験
1次試験は、全7科目を2日間で実施される過酷な試験です。
リスク分散を考えれば、多くの科目を受験する方が良いのは明白
でも、敢えて残りの2科目に集中しました。
結果、1次試験通過(予定)には良かったのかなと思います。
ただし、企業経営理論、運営管理をあまり学習していない状況ですので、2次にどう影響するか?
まぁ、基本的なことは抑えられているかなとは思っていますが
令和8年第1次試験 経営情報システム
今までに使用したテキスト・問題集
初年度に購入したのは、この科目も
①過去問完全マスター 同友館
過去問が論点別(テーマ別)に整理されているという特徴があります。
どういう出題がされているのかを知ることができます。
初年度は全科目揃えました。
以降、改訂版は購入していません。
この科目では、初年度受験前のみ使用しました。
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中小企業診断士1次試験 過去問完全マスター 6 経営情報システム(2026年版) [ 過去問完全マスター製作委員会 ]
②一発合格まとめシート 後編 KNS出版 知識の整理及び受験前の最終確認用として使用しました。 2021年版を購入、2次敗退後の2024年版2025年版と改訂版を購入しました。 ただす、PDFダウンロードしたものを活用し、本自体は殆ど未使用状態で譲りました。
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中小企業診断士1次試験一発合格まとめシート 後編(2026) 一目でわかる!覚えてしまう! 経済学・経済政策 経営法務 経営情報システム 中小企業経営・ [ エイチス ]
再受験するにあたり、ITパスポートや基本情報技術者試験のテキストをとも思いましたが、選択したのがコレ
(基本的知識はITパスポートの過去問道場で確認)
③最速合格のためのスピード問題集 経営情報システム TAC出版
知識更新を狙いました。
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中小企業診断士 2026年度版 最速合格のためのスピード問題集 5経営情報システム / TAC中小企業診断士講座 【本】
色々分からないキーワードなどが出題されるものの、基本的な知識をしっかり抑えようと考え、選んだものがコレ!
④みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書(下) TAC中小企業診断士講座
2026年はコレが基本、後は最新情報はAIで確認しながら進めました。
表面的な丸暗記でなく、実務をイメージして落とし込んだ感覚です。
多分、コレをしっかり理解していけば合格点に達するなという気がしました。
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2026年度版 みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書(下) [ TAC中小企業診断士講座 ]
2025年と2026年の比較
元々、得意科目と捉えていましたが、
最後まで苦戦する科目となってしまいました。
過去問を繰り返しやっても、日を空けると高得点が取れず、逆に大崩れもしない科目
昨年は、最悪足切りにならず科目合格すれば良いな!程度でした。
今年は、もう1科目が科目合格狙いですから、これも科目合格必須です。
軽く表面的な丸暗記を実務をイメージして暗記していくことで納得感がある記憶ができたと思います。
とは言え、忘却曲線には乗っかるでしょうが少しは定着してくれると思います。
あとは、2日目はこの科目1本ですから、前日の勉強も集中できました。
財務会計同様、前年に比べ易化かな?と感じましたので、確実に取れるところを解答していき得点を確保できたのかなと思います。
欲を言えば、上積みできたのにという思いもありますが
さいごに
普段通りの力を出せば大丈夫!
良く聞くことですが、それがやはり周りの熱気もありますね、やはり変に気合も入り緊張もします。
緊張感は程よいものは必要ですが、独特の雰囲気もあり如何に普段通りにできるか
ルーティンなんかも大事なのかなと思います。
今年は、敢えて2日共、名古屋モーニングを楽しんでから試験会場に臨みました。
勿論、その時間はテキスト等一切見ず、ノンビリ過ごしました。
決して余裕があった訳ではありませんが
さて、まだ正式発表されていませんが、
2次に向けてスタートしたいと思います。
過去2回とは違う取り組みをしたいと思っています。
なんとなくですが、受かるなら今年だなという気がしています。

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