【試験対策】本番に強くなる方法|普段通りの力を出せない人

中小企業診断士第1次試験
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本番に強い人と弱い人がいます。
普段通りの力が出し切れなかった💦

1年に1回の試験だと、余計に緊張してしまいます。

ココロの声
ココロの声

もしダメだったら、また1年後

敢えて退路を断って強い意志で臨む
ということもあるかもしれませんが、
過度なプレッシャーは良い方向には行きにくいですね。

普段通りのことができない

例えば、自転車
普段は何の苦労もなく真っすぐに走ることができます。
でも、地面に1本の直線を引いて、その上を走ろうとするとどうでしょうか?
意識してよろけてしまうかもしれません。

また、仮に平均台のように少し高い柱の上を走ろうとするとどうでしょうか?
漕ぎだすこともできないかもしれません。

普段は、真っすぐに走ることができるのに。

何が違うのでしょうか?

普段と状況が違いますね。
普段、自宅の自分の部屋で独りで勉強していた状況と
如何にも自分よりできそうな人たちが大勢いる試験会場

スポーツでもよくあると思います。
毎日繰り返し繰り返し練習していてできることも
誰もが知っている伝統あるチームとの対戦をすると…

ココロの声
ココロの声

(ユニフォームを見て)やはり強そう!

必要以上に自分自身を委縮させてしまう。
こんな状況だと思います。

高校球児憧れの甲子園でもよく言われます。
気が付いたら終わっていた。

これで、普段通りの力が出し切れたでしょうか?

アンカリング(アンカー)とは?

アンカリング効果と言うと、
「最初に提示された数字や条件が基準となり、その後の判断を無意識に左右する心理作用」
が知られていると思います。

メーカー希望小売価格を販売価格と並べて表示するといった手法がこれに当たります。

メーカー希望小売価格がアンカー(錨)となって、
実際の販売価格がお安く感じるというものです。


今回ここで言うアンカリングは、少し異なり、条件付けのことになります。

調子の良い時の自分の感覚をアンカリングさせ、
それを利用したいときに活用するというものです。


例えば、
勉強をしていて調子がいい時(ゾーンに入っているという言い方もありますね)、
この状態のときに、何か簡単動作を行い、アンカリングさせます。

1回だけではなかなか定着しませんので、何回か繰り返しが必要です。

普段通りの力を出す方法 アンカリングのススメ

試験の場合、会場でできる動作は限定されますので、
時計を触る
丹田に力を入れる
等が考えられます。
私は、左手を右胸に当てるという動作になりました。

これを試験前や試験中に行うことで、普段通りの力を出すことができるというものです。


少し古いのですが、
今は高校野球と言えば、大阪桐蔭高校や智弁和歌山高校等が思い出されますが、
以前は、PL学園でした。
PL学園の選手が、バッターボックスに入る前に胸の前で(多分何が首からぶら下げていたのでしょう)、それを触れて心を落ち着かせている光景をよく目にしました。

まさしくこれがアンカリングだと言えます。
決して神頼みではないです。
自己暗示にもなると思います。


イチロー選手で有名になった、ルーティーンもその一種だと思います。
どういう状況下でも、同じルーティーンで投手に向き合う。

緊張したと感じたら、この方法がおススメ

適度な緊張は良い結果へと導くと思います。

ところが、過度な緊張は、自分を見失うことにもなりかねません。

緊張をほぐす方法として、人前で話す前や大事な打ち合わせの前であれば、手のひらに「人」を書いて飲む。というようなものもありました。
実際にやったこともあります(笑)

私が今一番気に入っている方法です。
これは誰にでも簡単に、周りにも気づかれずにやれる方法です。

それは、

肛門を締める

です。

何かの機会に試して見てください。
興奮している状態であれば、アタマに血が集中していますからね。

肛門を締め、さらに深呼吸ができればなお良いです。
深ーく息を吸うこと、ゆーっくり息を出す

大切な試験に立ち向かう皆さんが、良い結果が出せますように!



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