エアコンのクリーニングってどこに頼めば良いの？
また、その実施時期はいつが良い？
そもそも、お手入れ不要だと思っていませんか？
お掃除機能付きの場合、特に完全にメンテナンスフリーで、フィルター掃除も不要と思っている人も多いかもしれません。自動で掃除して取った汚れはどうしているのでしょうか？
お掃除機能付きなんだからお手入れ不要よね。
静岡県の場合、日本国内でもエアコンを使用する期間が短いためよりそう感じる人も多いかもしれません。（それだけ気候に恵まれているということですね。）
エアコンの省エネ性能で、APF（通年エネルギー消費効率）というものがありますが、それを決めるときに東京を1.0として、地域補正する数値があります。静岡は、冷暖房0.8、冷房専用0.9といずれも東京を下回る地域となっています。
参考：エアコンの省エネ性能 地域によって違います。地域係数を使い補正しますが、やはり静岡は…
エアコンクリーニングって必要なの？
残念ながら、
まず異常が発生しないと見ないと思いますが、
こういう家電製品には、
必ず“取扱説明書”というものが付いてきます。
そして、その“取扱説明書”には、
お手入れの仕方が明記されており、
お手入れが必要だと書かれてます。
あるメーカーのお掃除機能付きエアコンのお手入れの記載で、
「・・・エアフィルターや内部は汚れにくい構造ですが、数シーズン使用するとエアフィルターの汚れが取れないことや内部が汚れ、性能が低下することがあります。」
と明記されています。
数シーズンとなっていますが、使用する場所や使い方・使用時間などで変わってきますので、1シーズンの場合もあれば、数年の場合もあります。
エアコンは、
室外の新鮮な空気を取り込んで
吐き出している訳ではありません。
室内の空気を吸い込み、
吹き出し口から
冷やしたり・温かくして出しています。
ということは、
室内のホコリや菌、湿気も室内機に取り込んでいます。
夏場であれば、室内機で温かい空気が急激に冷やされます。
するとどうなるでしょうか？
そう結露ですね。
エアコン内は、結露するものです。
そして、
この結露の水＋ホコリ、菌＝「〇〇」
快適空間を作ってくれる筈のエアコンですが、
お手入れ不足の場合、
ホコリやカビ等を室内に吐き出すものになってしまいます💦
お掃除機能付きもお手入れ不足の場合は同様です。
完璧にキレイにしてくれていると思っていませんよね。
健康で体力のある人であれば、暑さ寒さ対策ができればよいでしょう。
でも、妊娠中や幼児、高齢者、病後の方のいるご家庭であれば要検討ではないかと思います。
喫煙、ペットを室内で飼っている、キッチン・リビング等は汚れやすいです。
エアコンクリーニングの選び方
では、エアコンクリーニングを検討する場合、
どのようにして調べるでしょうか。
その前に、
どういうところがこのエアコンクリーニングをやっているでしょうか。
大手ハウスクリーニング業者
個人エアコンクリーニング業者
家電量販店
ホームセンター
エアコン各メーカー
等がありますね。
では、どうやって知るか、調べるでしょうか。
購入元
チラシ
フリーペーパー
テレビ・ラジオCM
インターネット広告
インターネット検索
知人の紹介
等があると思います。
いずれにしても1社で決定するのではなく
検索エンジンやSNSで検索して調べるのではないでしょうか。
「（地域名）〇〇 エアコン クリーニング」
すると上位表示されてくるのは、
大手ハウスクリーニング業者や
サービス紹介サイトだと思います。
さて、何を基準で選択するべきでしょうか。
『大手の安心感！』
大手クリーニング業者の場合、
フランチャイズ（FC）展開していますので、
実際の作業は各店舗のスタッフさんですね。
基本的なノウハウは習得していると思います。
でも、あれだけCMを流しているとすると・・・
FC店のロイヤルティが心配になります。
『価格、とにかく安さ！』
サービス紹介サイト等では、
特に実績作りのために
価格を下げてくることがあります。
でも、実績が積み重なってくると
価格を上げられるものでしょうか？
実績作りのタイミングであれば、
コストを無視してとなるかもしれませんが、
それが常であるとすると
1件当たりの売上が少ない→利益が少ない→件数をこなす
この件数をこなすためにはどうなるかは想像に難くないですね。
では、選択の参考にして下さい。
１．作業内容の詳細を記載している
どういう作業をするのか分からないのでは不安になりますね。
写真のように、よくCM等で見かけるエアコン洗浄後の排水の汚れですが、これは比較的簡単にこの汚れの水が出てきます。
「はい、このように汚れがキレイに取れました。」
で納得できますか？
まだ汚れが残っているかどうか分かりませんね。
実は、汚れが残っていない状態の水が出てくるまでやらないと汚れは残ります。
汚れだけでなく、使った洗剤が残っていると別の悪臭の原因ともなります。
エアコンは、電気で動くものです。
お掃除機能付きになると電装品等部品も増えます。
これらは、濡らしてはいけないものです。
濡らさないためには、養生をすることが考えられますが、
養生することで洗浄できない箇所が増えます。
また、養生の不具合で水・洗浄液がかかり故障などの原因にもなります。
作業者の作業効率や複数名での作業もあるかもしれませんが、
あまり短時間で作業が終わる場合は要注意です。
エアコンクリーニングは、大きく次のような洗浄作業に分かれます。
・壁にかけたまま最低限のものを外し洗浄する
・壁にかけたまま取れる部品を外し洗浄する
・壁から取り外し部品を分解し洗浄する
目に見える汚れは、フィルターや吹き出し口付近です。
実際の汚れは激しい部品は、
・風を送り出すための送風ファン
・結露水を受け止めるドレンパン（前面・背面）
・熱交換を行う熱交換器
となります。
ここの汚れ等が残っているとまたすぐカビが発生したり
臭いが出てくるということになります。
２．価格を記載している
多いのは、ノーマルタイプ、お掃除機能付きで料金を分けているところ。
気をつけたいのは、オプションや追加料金の発生です。
事前に納得した見積・価格提示があるかどうかは大事だと思います。
作業中のいきなりの追加提示は、余程の事が無い限り受けたくないですね。
３．保証を明示している
壁や床を濡らした・汚した・壊した、
エアコン本体を損傷させた
等は、殆どの事業者は保証していると思います。
但し、製造から10年を経過すると本体の部品がなくなることもあり
保証対象外とするケースもあります。
カビの保証等も行っているところもあります。
これらが明示されているかどうかは大事だと思います。
エアコンクリーニング、おすすめの時期、タイミング
エアコンのクリーニングの繁忙期は、
使用時間が増え、負荷が高まる、５月～８月になります。
この時期は、需要が供給を上回る感じです。
早く次に行かなければならないという意識も出てしまうかも。
５月６月であれば、使い始めて気になる点の解消
例えば、ホコリや臭いでしょうか。
７月８月であれば、使っている時の不具合の解消
例えば、効きが悪い、水漏れが発生するでしょうか。
また、暖房で使用するのは、１２月～２月・３月頃までです。
とすると、使用率が低い１０月１１月、３月～５月が中間期となり
クリーニングをするのに良さそうですね。
カビの発生しやすく、結露も多かった夏場の後も大切ですが、
これから使うという３月～5月が最適ではないでしょうか。
作業にも余裕を持って当たってくれると思います。
クリーニングしてすぐ使用するため、
クリーニングによる不具合も発見しやすくなります。
ある程度期間が空いてしまうと因果関係が分からないということもあり得ます。
このような時期だけでなく、
妊娠中、里帰り中・入院中
引越
等もエアコンクリーニングのタイミングです。
浜松でおすすめのエアコンクリーニング
壁から室外機を取り外し、完全分解し部品を個々に洗浄する
「完全分解クリーニング」をご紹介します。
現在は、持ち帰り、後日取り付けに行くという流れです。
（洗浄前後の状態は写真で確認可能）
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