「努力したことが報われるとは限らない。」と言われます。
高校球児であれば、まずは目標とする甲子園出場
誰もが努力をしていますので、勝ち抜くのは容易ではありません。
春のセンバツ大会と言われる第94回選抜高校野球大会の出場校が決定しました。
その選考で、疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。
これは、高校球児の努力とは関係ないと思えてしまいます。
選抜高校野球大会とは?
高校野球では、1年間で、春の選抜大会と夏の大会の2大会があります。
夏の大会は、基本的には都道県単位での勝ち抜けですので、優勝した高校が甲子園に出場と分かりやすくなっています。代表校は49校。
とは言え、北海道は南北、東京都は東西に分かれており、その区分けも決めるときは色々な考えもあったと思います。
一方、センバツは32校となっています。
つまり、都道府県から出場校が無いところがあります。
出場条件(選考基準)については、
野球観戦の教科書さんで解説されていますので、ご参照下さい。
この中でも記載がありますが、
「野球観戦の教科書」から
秋季大会の結果が非常に参考にされるため、一般的には秋季地区大会で好成績を残した高校が選出されます。
一方で、秋季地区大会で下位のチームが選出されるケースもあり、あくまでも秋季大会の結果は参考資料だということが分かります。
選考基準は、選考委員次第ということが分かります。
聖隷クリストファー高校出場逃す
秋季地区大会の東海退会で準優勝した聖隷クリストファー高等学校
補欠には入りましたが、実質出場を逃しました。
確かに、優勝したのは同じ静岡県の日大三島でしたので、東海4県での出場枠2校に対し、静岡県が2校出場と考えると地域性を考慮されたのかと考えました。
が実施には、
これは一部報道からですが、選考委員の話として
「意見は賛否両論あり、拮抗(きっこう)。ただ、簡潔に言えば投打に大垣日大が勝ったということ。」
また、「地域性は考慮せず、甲子園で勝てる可能性の高いチームを選んだ。」
どうでしょうか?
これって、何を以ってということですね。
そういう勝敗以外の数値の判断基準があるのでしょうか?
私感として思えません。
なお、選考された高校に対してどうこう言うつもりは勿論ありません。
思いっきりプレーをして楽しんで下さい。
私自身、高校球児でした。息子も同様です。
何れも甲子園に手が届きませんでしたが。
純粋に高校野球が好きな大人です。
世の中にはこういうことが多いが…
生きていくと、こういうことは多々あるのかもしれません。
特に大人の世界では。
でも、子ども達の夢を折角手に入れようとしていたものを奪うようなことはあってはいけませんね。
選考にあたって、選考委員の思惑で決めるのではなく、判断基準が示されることを望みます。
とは言え、各校の選手選考も監督等の大人の思惑で決まることも多いですが。
中小企業診断士の資格試験に於いても、
第1次試験は、マークシート方式ですので、正解不正解が一目瞭然です。
第2次試験は、記述式となっており、解答が不明解です。自己採点不可能です。
でも、どういう人たちが問題を作っており、どういう考え方をしているかは事前に研究可能です。
会社経営も同様、同じ頂きに対し、アプローチ方法は色々ありますので、その経営者の考えに沿う形で、もしくは望まれる道に導く形での提案が必要になりますので、そういう意味ではその流れに沿った試験かなと思います。
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