やっと、10月1日より緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除となりました。
とは言え、コロナ禍以前のように行動するのもまだまだ躊躇されます。
行楽の秋、旅行に出かけたい、温泉も良いですよねー
食事に出かけたい、運動をしたい・・・
色々ある選択肢の中で、映画館での映画鑑賞もあるのではないでしょうか。
密室のイメージである映画館
個人的に、映画鑑賞はとても好きで、
独りでもよく観に行きます。
いえ、行きましたと言った方が良いでしょうか。
思い起こせば、もうかなり行っていないかも。
会員登録して更新したのに今年はまだ一度も行っていません。
鑑賞ポイントも有効期限切れで
4ポイントも失効しています。
新型コロナ感染拡大を受け、
イメージ的に劇場内は、密室という感じもありますので、
少し敬遠していたというのが本音です。
当然、このような施設では、
空調設備が設置され、
稼働していると思いますが、
それでも、どれくらいの換気状況なのか、
ソーシャルディスタンスの確保等など
気になる点があり、敬遠している方も多いのではないでしょうか?
「窓が無いけど、換気は良い」
というような感じで謳われてはいますが…
その証拠は?
換気の見える化
換気の状況を人が見える形になっていれば
安心感も違いますね。
もうかなり普及してきていますが、
二酸化炭素濃度を測定することで
換気状況の目安とすることができます。
自然界(屋外と言うイメージ)の二酸化炭素(CO2)濃度は約400ppmです。
都市部と山間部、街中でも周りの環境によって変わってきますが、おおよその目安になります。
換気の良い状況と言えます。
換気ができていないと、このCO2濃度は上昇していきます。
仮に窓を閉め切った部屋で寝ているとかなり濃度が上昇します。
換気が悪いと眠くなる感じがしますが、実はCO2濃度の影響なんですねー
換気をすると頭がスッキリすると思います。
換気の見える化は、この二酸化炭素濃度の見える化となります。
目安としては、
1,000ppm以下が換気ができている
800ppm以下が理想的な換気
600ppm以下は換気良好
と考えられます。
二酸化炭素濃度を計測することで
換気状況が分かるんですね!
TOHOシネマズ サンストリート浜北で二酸化炭素濃度を計測
部屋の広さ、観客数によっても当然変化してきますので、目安として捉えてください。
施設側の 「窓が無いけど、換気は良い」 がどれくらいの状況かを見える化したものです。
2020年12月に計測した結果です。
観客数は10%に見たいない状態です。
多分、この映画館で一番大きい収容人数ではないかと思います。
計測をするまでもなく
二酸化炭素(CO2)濃度は、気にする状況でもないかもしれません。
気になる換気をCO2センサーを使用しモニタリングしてみました。
室内が暗くなる少し前に
モニタリングスタートです。
人の移動も殆どない状態
1時間半位まで右肩上がり(濃度上昇)で、
空調稼働でしょうか、1回下がり
また上昇という感じです。
一番高くても800ppmを少し上回る程度ですので
安心できる濃度であることは間違いありません。
収容人数が多い時にはどうなるのか?
入替え上映ですが、
その間隔が短時間の場合は、
スタート時点の濃度が異なることが考えられます。
空調が稼働しても
元のレベルには戻っていませんので、
開始時点の濃度が高くなっている可能性も否定できません。
このように数値で見える化してあると
「換気しています。」と謳うより安心感がでるのではないでしょうか。
換気計測をしてみて
このような大きな施設は、空調設備が完備されています。法的にも定められています。
そのため、二酸化炭素濃度(=換気状況)は心配することはないと思います。
大きな施設は、空調設備が完備!
ただ、一般の方はなかなかそこまでは知らないですね。
認知度が上がっていることから、このような計測値の見える化は、有効ではないでしょうか。
論より証拠です。
自らがアピールするより、よほど信頼度も上がり、安心できますね。
これは、小さな店舗ほど言えることではないでしょうか。
同じアピールもまず土台の信頼度が違いますので。
小さい店舗ほど見える化が大事!
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