シニア世代に国家資格取得がお勧めな理由

中小企業診断士への道
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シニア世代が何歳からかということもありますが、
当ブログでは55歳以上と考えていきます。

中小企業や大企業であれば、
役職定年であったり
早期退職者優遇制度、
配置転換や関連会社出向等
が出てきます。

昇給も微々たるものとなり
退職金や年金のことをアタマを過ったりする年代です。


小規模事業者や個人事業主の場合は、
60歳以上、女性の正社員率が高いこともあり
少し状況は変わってきますが、
それでもこれからの働き方は考えるべきだと思います。

60歳以降の働き方は自分次第

潮の流れと風任せ、それとも帆を張る?

ヨットの画像ですが、
以前一度知人に誘われヨットに乗りに湘南に行ったのですが
なんとレースでした!

何の知識も無い者が乗り込んで行きました。
簡単にレクチャーを受け、レース開始

ボート自体の性能の違いもあるようですが、
やはり操縦(風の向きに対してどう進むか)は大切です。
何もしなければ、それこそ潮の流れ・風任せ

仕事もそうですね。
何もしていなければ、自然任せ

結果、浜に打ち上げられるかもしれません。
海原に漂うかもしれません。


定年退職制度も
継続雇用制度により
勤務延長や再雇用制度も出てきていますが
思うような働き方はできるでしょうか?

このまま、
年齢を理由にゆっくり仕事を終えて
年金生活に入りますか?

それとも、これまでの経験や知見を
活かしていきませんか?


十二分に70歳までは活躍できるのではないでしょうか。
勿論、若い人たちの活躍を応援しながら。

年金受給額も現役世代の収入に比較すると
十分とは言えません。
今までの生活レベルをどの程度落とせば良いか
今までの蓄えでどこまで補充できるか

資格では飯が食えないと、実務を優先してきた

資格が無いと、業務を遂行できないというケースでは
資格取得をしてきたと思います。

資格が無くても実務が可能である場合
・資格取得の時間がムダ
・資格を取得しても仕事が増えない(儲からない)
・資格を持っている人たちより知識豊富という自信がある
等の理由で資格を取得しないケースもあると思います。

個人で仕事をしていれば良いのですが、
会社組織として仕事をしていた場合、
それがあなたの実績として残るでしょうか?

名刺が使えなくなった状態でも仕事が取れますか?

履歴書を書くとなったときに
永い間経験してきたことなのに
書くことができない💦
(実務経歴書を出せれば書くことができますが)

やはり、一定の知識を有しているかどうかは
国家資格等を所有していると違いますね。

シニア世代は新しい知識習得は難しい?

最近、なんか忘れっぽくなって
年々こう感じることが多くなってきた
という方もいるかもしれません。

実際私自身もこれを強く感じることがありました。

スケジュールを忘れることが無かったので
毎朝当日のスケジュールを確認しているので
あるスケジュールを飛ばしてしまいました。

何かやろうとして出てきたのに、
アレ?なんだったっけ?

危機感を覚え、
年一回受けていた人間ドックの際に
脳ドックを追加しました。

人生初のMRIや問診です。
結果は、異状なしでした。


老眼も始まり、
小さい字が見えない、薄暗いと字が見えない
遠近の急激な変化で視点が合わせずくなった
眼の疲労度が増えた

人生を重ねてきた経験が役立ちます。

経験が邪魔をすることもあります。
否定的な思いでは邪魔をする(できない理由は幾らでも出る)ことがあります。

でも、もしやる気があるのであれば、
素直に立ち向かえるのであれば、
経験は役に立つ筈です。


新しい全く経験のないことであったとします。

若い人たちは白紙の状態でスポンジのように吸収していくかもしれません。

シニア世代は、今までの経験の何かに当てはめて考えることが可能になります。

確かに、何もないものを記憶しろ!は若い人たちには劣ると思いますが、
関連付けしていくことで記憶を残すことが可能となります。
その方が記憶に定着しますね。その機会が多いということになります。


また、若い頃に取得した資格でも
実務をしていなければペーパードライバーと同じ。

実務を継続していたなら
それに関連する資格取得は、その証明になる筈です。


自分の足で歩くことは
非常に大切ですね!

長生きも重要ですが、健康寿命を延ばしたい
これは、仕事面でも同様です。


長い間経験してきたその知識を
資格取得で、整理整頓し
もしかしたら暗黙知となっていた部分を可視化することができ
次の世代に役立てることができるかもしれません。


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