まだ、コレを書いているのは9月初旬
令和3年度の中小企業診断士第1次試験は
8月21日・22日に試験が終わり2週間経過
まだ合格発表日の9月21日を迎えていません。
初めて受験した感想は、
・科目が多い
・範囲が広い
・1日4科目と3科目の計7科目は疲れる
等々
終わってみると、かなり眼にダメージ💦
試験翌日に、
「令和3年度 中小企業診断士第1次試験の正解と配点」が公開され
自己採点をされた方も多いと思います。
第1次試験の試験合格者数は、
平成30年 23.5%
令和元年 30.2%
令和2年 42.5%
と易化傾向だったため、
難化が予想されていましたが、
今年はどうだったでしょうか?
私同様、残念な結果だった方は、
来年どうしようかと悩んでいることでしょう。
初受験の方は、科目合格というものがありませんが、
科目合格された方は、それを行使して免除を受けるべきかどうか
悩みどころではないでしょうか。
次は、科目合格による免除を使おうかどうしよう
第1次試験合格基準
まずは、第1次試験の合格基準を確認しておきましょう。
【合格基準】
一般社団法人 中小企業診断協会
① 第1次試験の合格基準は、総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
② 科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
①は分かりやすいですが、②の科目合格が今回注目のポイントです。
第1次試験は残念ながら合格ではなかったものの、
科目合格となりそれを行使できる権利を得たことになります。
あくまでも権利であり
使うかどうかは自由
科目合格とは?
上記の②の基準により科目合格となります。
科目合格は、翌年度と翌々年度の第1次試験を受験する際、
申請により当該科目が免除されます。
そう、申請によりです。
受験申込の時にのみ申請可能!
あくまでも権利であり、
行使するかしないかはあなたの戦略次第
科目合格を使った第1次試験科目合格パターン例は、
かなり複雑ですので、
一般社団法人中小企業診断協会の
第1次試験科目合格パターン例(pdf)をご参照ください。
・科目合格による免除が認められるパターン例
・科目合格による免除が認められないパターン例
科目合格で免除を受けるかどうか
繰り返しになりますが、自分の戦略次第です。
自身の得意不得意科目
主要3科目とそれ以外に科目
何が科目合格になり何が残ったか
何科目残ったか
色々と考える点があります。
全7科目
1科目当たり、100時間~150時間の勉強時間
忘れなければ良いのですが…
シニア世代は余計に💦
私個人的見解です。
科目合格による免除を受け、
受験科目数を減らし残った科目だけ受験して
1次試験合格を狙う!
まだ、正式な合否は分かっていませんが、
主要3科目で合格科目は複数あると思っています。
2次試験のためにも勉強は続けますが、
少なくても直前期(1か月程度)には受験科目に絞ります。
特に、財務・会計は2次試験向けの勉強に切り替えて
毎日少しでも触れていこうと思っています。
絞って対応していく!
科目合格していないということは、
難化による影響もあるかもしれませんが、
不得手科目とも言えます。
2次試験に関係ない科目は
科目合格させておきたかった💦
もし、残った科目が不得手科目ばかりで
受験科目の 総点数の60%以上確保が難しい場合は、
一番の得意科目を受験し総点数確保を狙うのも良いと思います。
全科目受験の場合は、総点数の60%以上を強く意識しますが、
科目の免除で、特定科目のみ受験の場合は、70%以上を目指すくらいかな
と思っています。
複数年単位で1次試験合格を狙う場合には、
他資格等保有による科目免除も視野に入ってきますね。
他資格等保有による科目免除については、
一般社団法人中小企業診断協会の
他資格等保有による科目免除(pdf)
をご参照下さい。
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