本日令和3年9月13日、一般社団法人 中小企業診断協会より、
「令和3年度中小企業診断士第1次試験の正解の訂正等について」が発表されました。
中小企業経営・中小企業政策 第22問 全員正解
「中小企業経営・中小企業政策」の第 22 問について、問題として不適切であることが分かりました。
一般社団法人 中小企業診断協会 令和3年9月13日発表文書より抜粋
結果、
第22問においては、すべての受験者の解答を正解として取り扱うとなりました。
第22問は、設問1が2点、設問2が3点の配点となっていますので、
受験生全員が、正解となり最大で5点の加点となります。
全員正解の扱いは大きい!
5点は大きいですね。
これで、
平均60%に達した第1次試験の合格となった方、
科目合格点に達した方
がいると思います。
この科目(中小企業経営・中小企業政策)は、 白書の関係で、過去問が役に立たない科目ですので、科目合格は大きいと思います。
翌年の難易度がどうなるか分からない試験ということも考えると、科目合格となっていた場合、翌年の第1次試験で科目免除を選択する方は多いのではないかと予想されます。
この科目の内容は、第2次試験の出題にも影響のないものとなります。中小企業診断士としては、また中小企業の業務遂行上は知っておいた方が良い内容ではありますが、試験合格という目的のためには、第1次試験で終了です。
この第22問ですが、
「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に関する出題がされているが、同法律
はすでに廃止されているものとして、試験直後に指摘されているものでした。
令和4年度受験の参考
科目合格していなかった場合、暗記科目ですので来年も直前期に詰め込みすることになったと思います。その場合、参考にしようと考えていたものをご紹介します。
まずは全体概要を見て、細かいところを見ていくという流れで考えていました。
概要をまず見ていきます。
静岡県HP>中小企業白書・小規模企業白書講演会開催について
令和4年度に試験出題対象となる2021年(令和3年)の中小企業白書・小規模企業白書(概要)と解説動画を見ることができます。
2021年(令和3年)版は、令和3年4月に公表されました。
コロナの影響によって今までの流れと大きく変化した2020年が反映されたものとなっており、過去の動向との違いも大きいのではないかと思います。
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