診断士試験で一番高いハードルである「第2次試験筆記試験」に克つ!

試験合格中小企業診断士への道
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令和3年度中小企業診断士第2次試験の筆記試験の結果が、令和4年1月14日(金)発表されました。

合格され、1月23日(日)の口述試験に進まれた方、おめでとうございます
残念ながら、今回結果が出なかった方は、今年私もチャレンジします。共に頑張りましょう。

筆記試験日が、令和3年11月7日(日)でしたので、約2カ月後、しかも年を越しての発表ですので、永い間ヤキモキしたことと思います。


中小企業診断士第2次試験が一番ハードルが高い?!

中小企業診断士の試験には、
第1次試験→第2次試験筆記→第2次試験口述があります。

それぞれ、合格すると次のステップ(受験資格を得る)に進めます。

第1次試験は、全7科目があり、2日間で行われます。
平均60点以上かつ1科目も40点未満がなければ合格です。

パッと見、「なんだ60点か!」と思うかもしれませんが、
兎に角、各科目範囲が広いです。
また、科目合格や所有資格等による科目免除などがありますが、
科目数が多く、簡単ではありません。

2日間で、1科目60分若しくは90分ですので、体力・集中力維持なども大変です。

以前のブログ「中小企業診断士試験の難易度|年1回実施試験の難しさ」をご参照ください。

解答用紙は、マークシート方式となっています。
問題用紙の持ち帰りができますので、殆どの方は問題用紙に自分の解答を記入し、当日若しくは翌日に様々なところから出る速報で自己採点を行い、ある程度の結果を知ることができます。
(マークミス等が無いことを祈るばかりになります。)


第2次試験筆記の場合、
1日で4科目となっています。

・A 事例Ⅰ「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・B 事例Ⅱ「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・C 事例Ⅲ「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・D 事例Ⅳ「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」

マークシート方式ではなく、記述式になります。
また、文字数制限があり、自分の頭の中の知識からキーワード選択を行い、適切な文を書くことが求められます。何かに書いてあり、薄っすらした記憶と一致させるということができません。

第1次試験は、「知っている・分かっている」レベルでも解答できますが、第2次試験は「できる」レベル以上でないと解答できないのではないでしょうか。

事例Ⅳの一部以外は、問題用紙に自分の解答を書く時間もなく、どれが正解か分からないのが特徴です。

人によっては、試験終了後に記憶を辿って再現した再現答案を作り、予備校等から出される模範解答と突合せする方もいますが、なかなかその判断は難しいようです。

ハードルが高い利用は、
解答がコレで100点というものがない。

これは、日常生活でも同様ですが、人によって周辺環境等によっても問題解決方法は変わってきます。
それと同じで、助言も様々なことが考えられます。

ただ、何でもありということではなく、一定の方法がありますので、それを答えるということになります。それが、第1次試験で勉強してきたことの中からということになりますが、範囲が広い💦

試験問題を作る方の著書を読む
過去問題をやりその傾向を掴む
などが必要になってくる理由です。


もう一つ、ハードルが高い理由は、
第1次試験は、点数での絶対評価です。
60点以上等、決められた点数以上であれば、受験者数に関係なく合格です。

一方、第2次試験は、相対評価と言われています。
毎年、受験者数の20%近くが合格者となっています。
各科目毎に点数が出ますが、相対評価でのランク付けされ合否が出てきます。

受験者数の多寡は関係ありませんが、多年度受験者数が多い年は初受験生は準備不足は否めません。
そのため、第1次試験の勉強から、第2次試験を意識するということが言われます。
実際には、意識ってどうするの?という感じでしたが。

意識するためには、第2次試験の内容を知っていることがやはり必要ではないでしょうか。

第2次試験口述は、
当事者にとっては緊張の時間ですが、よほどのことが無ければ大丈夫そうです。


第2次試験筆記試験対応

私は、Twitterをやっていますが、
実はアカウント作成はしたものの、あまり活用していませんでした。

ところが、診断士の勉強を始めると
Twitterによる情報が非常に有効であることが分かってきました。

しかも、意識高い人達が集まり情報交換するという感じです。
実際、令和3年度第2次試験筆記試験の合格率は18.3%でしたが、
Twitterフォロワーさんは、50%を超えている感覚です。

その中で、今回筆記試験を見事突破されたフォロワーさんが
「まだ2次を受けたことがない人向け」に情報を提供してくれました。

ご参考にして下さい。

令和4年度で合格を目指す!

令和3年度に初めて中小企業診断士試験にチャレンジしました。
残念ながら、第1次試験で終わってしまいましたが、その経験を活かし、今年再チャレンジします。

得意科目であり、得点源と考えていた科目の科目合格を逃すというまさかの状態ですが、試験対策が出来ていませんでした。

今年は、3科目受験にします。
勿論、主要3科目は第2次試験対策を行っていきます。

今年受験される方、頑張りましょう!

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