中小企業診断士短期合格への道|多年度受験者からの情報も大切な理由

中小企業診断士への道
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資格取得を目指す者として、
誰しも早く合格したいものです。

ましてや、 1年に1回の試験となると、
1年間は受験機会が無い訳ですから余計です。

中小企業診断士試験の場合、
1次試験
2次試験もしくは養成課程
という流れになりますが、
1次試験、2次試験を1回ずつで合格することを
ストレート合格と言っています。

ココロの声
ココロの声

目指せ、ストレート合格!

受験勉強中には
様々なことを犠牲にしているという方も多いと思います。
家族との時間、友人との時間、趣味・・・

そうなると、どうしても短期で1回で合格をとなります。
受験料も決して安くないですし、
交通費や宿泊される方はその宿泊費など費用も増します。

結果、どうしたら簡単に確実にを探ることになります。
自ずと、「私はこうしてストレート合格しました。」系が
参照されることになると思います。

でも、この情報だけを参考にして良いものでしょうか?

ピーク・エンドの法則 終わりよければ全てよし

心理学者カーネマン提唱の理論です。

「あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」

苦労していたころも、
振り返ってみて、最後にいい思いが強いと、
「たいしたことなかったなぁー」と
感じるということ。

マーケティングで考えてみます。
ある飲食店
店の雰囲気は良く料理は美味しいものの
あまりに忙しくてスタッフの接客は疎か
「次回はどうかなー?」という感じです。
食事の最後になると店主が席まで来てくれ
丁寧なお礼をされた。

どうでしょうか?
「まぁ、悪くなかったな」

マラソンで考えると、
天気が良く快晴で少し暑い
発汗も多く水分補給を繰り返し疲労もピーク
エイドでは先に走っていた人たちでもう何もない
微妙にアップダウンもあり歩きたい
なんとかゴールすると
自己最高記録!

苦しさを忘れ、あのコースは走りやすかった
となるかもしれませんね。

すぅ~ぎぃ~おじぃ~
すぅ~ぎぃ~おじぃ~

終了時に満足度が高いと
評価が高くなる傾向

何を言いたいかといいますと、
結論(=合格したという良い結果)から、
そのプロセスを見てしまい、
現実より良い方向になってしまう可能性がある
ということです。

成功体験(ストレート合格)大切ではあるが鵜吞みにしない

私は、300時間で一発合格しました。
私は、3か月で短期合格しました。
 :

ココロの声
ココロの声

自分もこうなりたい!

これを見ると、
そうか。自分もそのメソッドを教わり
同じように合格しよう!
と思うのは人情です。

でも、そもそもの前提が違うかもしれませんね。

中には、地頭が良い人もいるでしょう
また、今までの実務で経験してきたこと、
学生時代に勉強してきてこと、
など様々です。

〇〇記憶法等もそうだと思いますが、
自分に合う合わないはどうしてもあります。

そうして、
良いとこ取りをしたくなるものです。
テキストも色々と買ってみてしまう。

ます、この試験の概要を把握し、
自分に合った勉強法を見つけることだと思います。

彼を知り己を知れば百戦殆ふからず

1次の合格率が20~40%
多年度受験生もいますが、
2次の合格率が20%前後
とすると、
ストレート合格者はホントに少数ですね。

ただ、参考になるメソッドも多々あることは事実です。

反面教師は強い

成功体験は、そうなんだー!から
自分もと夢見るものですが、
忘れやすいという現実もあります。

一方、
失敗事例であったり、
ミスをしてしまった、
反省談などは
同じ轍を踏まなければ良いのです。

ちょっとしたことかもしれません。

私のような凡人が
まだ合格もしていない者が
このような情報発信をしているのは
やはり貴重な時間を使って勉強をする訳ですから
少しでも効果的に資格を取得してもらい
その後にその資格を有効活用してもらいたい
という思いからです。


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