「岐阜の岩村と言えば?」
と問われると、
・岩村城址
・城下町
・女城主
・岩村醸造
・カステーラ(松浦軒本店)
等を暫く前までは、答えていました。
そう、この方を知るまでは
「佐藤一斎」(さとう いっさい)
この人物が居なかったら、日本の夜明けは無かったかも知れない。」と言われる幕末から明治維新にかけて、新しい日本をつくっていった指導者たちに多大な影響を与えた儒学者。門下生には、佐久間象山、山田方谷、渡辺崋山などがおり、一斉の著書である「言志四録」は幕末の西郷隆盛、勝海舟、坂本竜馬などに大きな影響を与えたと言われている。特に西郷隆盛は言志四録(1133条)の中から101条を抜粋した「南洲手抄言志録」 を終生持ち歩いて人生の戒めとしていた。
以上、岩村町観光協会公式HPから
恵那市から浜松市に向かう道中で、岩村町に入ると、この「佐藤一斎」という文字が眼に入ってきます。
実際に町の中を歩き城下町散策をしてみると、名言が簡単に目に触れるところにあります。
各所に建てられた碑文、また、名言が書かれた200枚もの木板が家々の軒下に掲げられています。
読むと、なんとなくイメージが湧くもの、少し難易度の高いものもあります。
そんな時も便利な時代になりましたね。
この名言に書かれた木板には、QRコードが貼られているではありませんか!
佐藤一斎NAVIで、その格言の意味を知ることができます。
ちょうど目にしたものです。
「識量は知識と自から別なり。知識は外に在りて、識量は内に在り。」
言志四録の2冊目、言志後録に書かれています。
「識量」が見聞きしないですね。
【識量】=見識+度量
【識見】物事に正しい判断を下す力
【度量】他人の言行を受け入れる、心の広さ
自分なりに、
知識は、授業や読書、経験など外部から得られるものであるが、智慧は内部より湧き出すものである。知識習得だけでなく、智慧を磨くことが大事である。
自分で考えだす力こそ一番大事!
もう少し簡単にざっくり触れるためには、
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