エアコン買い替え 沢山あって選べない|どこのメーカー?どういう機種?何畳のものを購入すれば良いか?

エアコン買い替え省エネ・節電・暑さ対策
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ゴールデンウイークも終わり、あと1カ月もすれば梅雨入り、そしてまたあの暑さが訪れます。
2024年の夏も現時点(2024年5月)では、暑くなる予報です。

エアコンメーカーや関係官庁からも再三お知らせがありますが、エアコンの試運転はこの冷房運転が本格化する前のこの時期で行うことが推奨されています。

何故でしょうか?

実は、6月~9月は、エアコン関連は超繁忙期に入ります。
エアコン本体も品薄になることもありますし、工事も手一杯ですぐに対応が取れないということもあります。あまり言いたくはありませんが、残念ながら数をこなさないといけないため施主さんが見えない箇所で良く言うと効率的、悪く言うと手抜きされるケースも無くはありません。

エアコンの買い替えタイミングは?

そもそもエアコンの買い替えは、どのタイミングでしょうか?

結論:故障等で効きが悪くなった時点

最近は、長期保証がついていることもありますので、まずは修理ではないでしょうか。
修理費用が相当額必要になった場合、設置後10年~12年程度経過し、修理部品が無くなり修理不可になった場合は、買い替え検討だと思います。

電気代が高騰しているため、省エネ性能が向上した機器への買い替え検討は、果たして必要でしょうか?仮に買い替えにより電気代を年間1万円削減できたとしても、買い替え費用と比較すると・・・

室内機から、異臭がする、水漏れがする、効きが悪くなった場合、クリーニングで解決することも多いです。異音は修理対応かもしれません。

どのエアコンメーカーが良いか?

国産メーカーであれば、どこでも良いとは思います。
が、敢えて上げるとやはりシェア率が高いメーカーは作りが丈夫だったりします。
ダイキン、三菱電機、日立、パナソニック等でしょうか。

どういう機種が良いか?

最近は、色々な機能がついていますので、ここは必要に応じてという曖昧な書き方になってしまいます。

人感センサー、換気機能、フィルターお掃除機能等々ありますね。

設置する工事事業者さんや、クリーニング事業者さんに聞くと、殆どの人は、これらの機能は不要と言われるかもしれません。

色々な機能がついていると、それだけ故障の可能性が高まること、室内機重量が増すこと、室内機内部の汚れが増すこと(お掃除機能があると却って内部が汚れるケースを多くみかけます。)

私が買い替えるのであれば、フィルターお掃除機能付きは選択しません。
フィルターをこまめに清掃する、室内機の吸い込み口の外側にフィルターをつけることで、キレイで長持ちさせられると思います。

電気代が気になる場合、省エネ性能をチェックですが、
通年エネルギー消費効率(APF)という数値が性能を表します。

ただ、建物の断熱や遮熱といった室内環境、使い方(1日の使用時間等)からそこまで高性能でなくてもというケースも多いのではないでしょうか。

何畳のものを購入すれば良いか?

「おもに畳数」と「畳数のめやす」が参考になります。

「畳数のめやす」の畳数幅は、(一社)日本電機工業会が定めた規格JEM-1447(ルームエアコンディショナの冷房及び暖房面積算出基準)で定められています。

ちょっと細かいですが、
「製品の冷暖房面積を範囲で表示する場合は、表1に示す鉄筋集合住宅中間層南向き洋間の単位床面積当たりの冷暖房負荷数値を最大冷暖房面積値とし、一戸建木造平屋南向き和室の単位床面積当たりの冷暖房負荷の数値を最小冷暖房面積値として、その範囲を冷暖房面積の目安とする。」

要するに、省エネ性能によって変わるということです。
省エネ性能の高い最近の建物であれば、大きい数値が参考となります。

冷房と暖房で数値が異なりますが、どちらをメインで使うかだと思います。
寒い地域であれば暖房重視、暑い地域であれば冷房重視ですが、とは言え今は夏は日本国内どこも猛暑日になり得ますが、期間が違いますので、どのくらいの期間使うかだと思います。

我が家は、暖房としては殆ど使いませんので、冷房だけ参考にします。

冷房を考えると、エアコンで全てカバーでなく、
日射を防ぐ、扇風機等との併用などでかなり変わってくる筈です。

以上、参考となれば嬉しいです。
気になる内容があれば、今はいくらでも調べられます。

あっ故障した、もうダメだ、暑い選択している暇がない!
という状態(真夏)がもう選択肢もなくなります。

そのためにも、事前に試運転をおススメします。

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